タイお酒玄人

株式会社池光エンタープライズ

常務取締役

岸田 康宏様

シンハーブランドアドバイザー

郷 博充様

文:佐々木恵理子

シンハービール代理店として

写真:池光エンタープライズ 岸田康宏常務

――池光エンタープライズ様はシンハービールの国内代理店と伺いました。シンハービールの取り扱いを始められたのはいつからですか?

岸田常務:創業者の池田氏が1980年に広告代理業として独立したのが池光エンタープライズの始まりです。縁あって、シンハービールが日本へ輸出したいという話を聞いて紹介を受け、酒類の免許取得から始めて1985年に輸入を開始したのが始まりです。そして、1986年にエスニックブーム(第一次)、1992年にエスニックブーム(第二次)があり、一気にタイ料理レストランが増加し、シンハービールの浸透を後押ししました。また、バブル崩壊でアジア圏の海外旅行が人気となり、東南アジアの中心圏であるタイへの渡航者が増え、タイ料理と共にシンハービールを飲んで頂く機会も増えました。

――シンハービールとは、どのようなビールなのですか?また、歴史について教えて下さい

岸田常務:シンハービールとは、タイ王室より神鳥ガルーダの紋章を1939年に授与されている唯一のビールです。一番搾りから醸造されており、独特で豊かな味わいです。アジアンスタイルならではのバランスの取れたスパイシーな味わいを持つビールです。 

シンハービールは、創業者のピロムバクティさんがビールの製造に興味を持って、試作を製作したことが始まりです。1933年が始まりとされていますが、ビール事業を始めたのか、発売年なのかは記述がないので分かっておりません。ちなみに、当初は赤いシンハーなど様々な種類があったようですが、現在はシンハーとシンハーライトのみ、日本ではシンハーのみの展開となっています。

シンハーだけじゃない!タイ米焼酎やタイワインも人気

本格タイ米焼酎カオキャラット

――シンハービール以外で、取り扱っていらっしゃるタイのお酒にはどのようなものがありますか?

郷様:2017年の3月にデビューしたタイ米焼酎の「カオキャラット」があります。こちらは、タイ米を麹米として使用し、鹿児島の蔵元「佐多宗二商店」が作っている、本格タイ米焼酎です。ちなみに、焼酎の技術はタイから琉球(沖縄)を経由し、17世紀に薩摩(鹿児島)に伝来し、鹿児島に根づいたとされています。

写真:池光エンタープライズ 郷博充様

――焼酎はタイから伝来したお酒なのですね!カオキャラットはタイと日本の繋がりを感じることができる素晴らしいお酒ですね。ちなみに、おすすめの飲み方はありますか?

岸田常務:そうですね、オーソドックスなものではストレートやロックがおすすめですが、マンゴージュースで割るアレンジがとても飲みやすいです。グアバジュースやパイナップル割りも女性に好評でした。是非お試しを。

また、タイから輸入しているお酒では、SPYというワインをソーダ水で割ったワインクーラーがあります。SPYは1992年にタイで販売を開始し、25周年を迎えました。弊社は1998年から輸入させていただいております。近年はタイでもワインの文化が浸透してきていますが、以前はそこまででもありませんでした。そこで、ワインにソーダ水などを加えて甘口にして飲みやすくしたものがSPYです。一番人気はSPYのレッドです。甘くてフルーティーな味で、女性にも好評です。

タイワインクーラー SPY

――SPYはワインクーラーということですが、池光エンタープライズ様はタイワイン「モンスーン・バレー」も取り扱っていらっしゃいます。タイでのワイン文化について詳しく教えて下さい

郷様:リゾートとして知られるホアヒンや、チャオプラヤーデルタや国立公園があることで有名なカオヤイはワイン用の葡萄の栽培が盛んに行なわれています。昼と夜の寒暖の差、土壌の水はけ、気候条件や空気の循環が葡萄の栽培に適しているためですね。

モンスーン・バレーは、東南アジア最大規模で、ホアヒン等3ヶ所に自社ブドウ園を持つ「サイアムワイナリー」で作られるワインです。日本では赤と白、ホワイトシラー、シラー、コロンバールを輸入しております。その中でもブレンドの白は評判が非常に良く、その後イギリスの品評会でスパイシーな料理に合う部門にて賞を頂きました。また、2011年と2012年にベストインポーターとしてサイアムワイナリー社より賞を頂きました。モンスーン・バレーは、イギリスの次に日本が販売を伸ばしています。タイのワインの認知度を上げていきたいですね。


タイ文化と共に発展していくこと

――池光エンタープライズ様が大切にしていることを教えて下さい

岸田常務:シンハービールやモンスーンバレーなどは、あくまでタイ料理という主役があってその地位を得ているもので、タイ料理やタイの文化なしには発展していくことができません。

在京タイ王国大使館様やタイを愛する団体さん、タイレストランさんと共に、タイの文化を盛り上げていきたいです。

写真:池光エンタープライズ 岸田常務(右)、郷様(左)、佐々木(真ん中)

(撮影:塩見克己)

本格タイ米焼酎カオ・キャラットについてはこちらhttp://www.ikemitsu.co.jp/item/new_item_jp_kaocarat.php

モンスーン・バレーについてはこちら

http://www.ikemitsu.co.jp/product/thai/monsoon-r.php

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こちらの情報は2017年12月時点のものです。